新ビジネスの種

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医療・健康、介護・看護の新たな「ビジネスチャンス」を探ります。

連載:ヘルスケアビジネスで成功するマーケティング

2015年4月に始まった食品の機能性表示制度は、メーカーだけでなく、地方自治体にも、流通業にもヘルスケアビジネスに参入するきっかけを提供しています。また、IoT(Internet of Things, あらゆるものがインターネットにつながる)時代への突入によって、ウェアブル機器等によるヘルスケアサービス産業はさらに拡大していく可能性を秘めています。いま、すべての企業と自治体がヘルスケアビジネスする時代。日々、新たな商品やサービス、施設が開発されています。

しかし、一般消費財とヘルスケア商材では、その行動に大きな違いがあります。それは、花を買う、服を買う、本を買う、家を買うといった消費行動はその目的が明確であるのに対し、健康行動の目的化は極めて難しいこと。

本コラムでは、成長著しいヘルスケアビジネスで成功するためのマーケティングの基本をご紹介していきます。

2017年3月15日NEW
第11回 これからのヘルスケアビジネスをどうするか?技術が先行してきたヘルスケアですが、これからは生活が先導するヘルスケアにならねばなりません。健康に関する数値を正確に測る技術はできました。これからは、その数値データを測って何するのか?が問われます。社会に貢献する数値、地域に貢献する数値、職域に貢献する数値、家族に貢献する数値、個人に貢献する数値。こんなところに、ビジネス拡大のバッファがあるように感じます。
2017年2月15日
第10回 ヘルスケアのIoTビジネスのこれから・ここから「健康」を測るウェアラブル機器が集積しているのは、血圧や脈数といった《生体情報》とか、食事や歩数といった《日常行動》、そして天候や環境といった《オープンデータ》です。ただそれらを記録するだけなら、就業「日誌」や業務「日報」となんら性格的には変わりありません。規則に従ってつけてます!というような、くやしさ満載な感じです。でも、ホントにウェアラブル機器が集積したいのは、鍵のかかった「日記」の中身です。
2017年1月18日
第9回 ヘルスケアビジネス最大の「未病者」ビジネス メタボリック「症候群」、糖尿病「予備軍」、高血圧「境界域」、「プチ」うつ、「かくれ」不眠など、病気以前の“病気じゃない”人たちを呼ぶいろんな言葉があって、彼らをターゲットに、これまで多くのビジネスアプローチが行われてきました。そしていま、「未病」なる言葉にこれらすべてが集約されていくような機運が生まれています。
2016年12月21日
第8回 ヘルスケアビジネスの3つのCOMMUNICATION まず、ホームページをつくらなきゃ! そして、チラシをつくらなきゃ! それから、広告出さなくちゃ!って思っているあなたへ。 で、何をしますか。きっと、ホームページは制作会社へ、チラシはイラストレーターを使いこなせる知り合いに、広告はコミュニティ誌のスペースを買って、という行動を取っているに違いありません。でもこれは、3つのTo-Do Listをやりこなすだけ、やった気になるだけのもの。
そもそもヘルスケアビジネスには、どんな情報発信が求められるのかを考えなくてはいけません。ヘルスケアの商材(商品、サービス、施設など)の価値を伝えるために必要なのは、次の3つのアプローチ自分の商材の価値を伝えるだけでなく、生活者に価値が伝わるようにするためのアプローチが「マーケティング」です。もし、それが気になりましたら、このシリーズの一回目から読み直してみてください。愛読者の皆様、お世話になりました。生活者にとって、ゆめのある、しあわせの、きっかけとなるヘルスケアビジネスを心掛けてください。index-layout">
2016年11月16日
第7回 ヘルスケアビジネスのVISIONとMISSION ときに、私たちはこの響きのよく似た横文字に酔ってしまいがちです。酒の席で語ろうものならなおさらのこと、上等なつまみになって、ますます酔いが回ります。酔えば酔うほどに、さらに「夢」を語り始めます。
でも、ビジョンって単なる「夢物語」でなく、「ちゃんと見えるもの」でなくてはなりません。だからこそ、visionary business(先を見据えたビジネス)みたいな言葉があります。
2016年10月19日
第6回 健康行動の意思決定を支援するPROMOTION 私は今朝も、走っている彼女を見かけました。いつもランニングしているんだから、きっとランニング好きなんだろうな…と、私は勝手に想像しています。
でも、思いました。そもそも彼女が走り始めるきっかけは何なんだろう? なんで彼女は毎日毎日走り続けることができるんだろう? 私は、彼女が何かに突き動かされて「走る」という意思決定した“結果”を、いつも見ているだけなのかもしれません…。
2016年9月21日
第5回 ヒト(顧客)をつくるTARGET+ingあなたは誰を相手に商売するのですか。その原点に返ってみましょう。顧客は「ひと」のはずです。
ビジネスは、「ひと」を対象にすることで、「ひと」=《生活者》《消費者》を相手にマーケティング的に介入できます。一方、「病気」を対象とする医学の世界にはマーケティング介入の余地がありません。しかし、「病気」でなく、《患者》を相手にすることでマーケティング介入が許されます。医師も病院も、「病気を治す」から「患者を治す」へ転換することで、いまこれからここに記す話が、適用可能になります。
2016年8月17日
第4回 ハコ(市場)をつくるMARKET+ingとても大切に育ててきた魚がいるとします。そろそろ海に帰してあげたい。そう思うとき、僕らは海を探しに行きます。放った瞬間、先にいた魚たちに食われてしまいそうな海には決して放したりしません。
2016年7月20日
第3回 コト(話題)をつくるISSUE+ing「この企画、会議で突然提案してもゼッタイ通らないよ! 事前に部長に根回ししておかないと」「いや~、面倒くさいな。毎回、毎回」「でも、根回しも大切な仕事だよ。根回ししておくのとしないとじゃ、結果は大違い!」。職場で、こんな会話を耳にしませんか。実は、この“根回し”こそが、今回のテーマである“イシューイング”の役回りそのものなのです。
2016年6月15日
第2回 ヘルスケアの商品開発、サービス創造のためのBRAND+ing「自己紹介しましょう!」となると、「●●株式会社で●●という部の●●長しております●●●●と申します。本日はどうぞよろしくお願いします」みたいな、名刺をそのまま読み上げるような人たちばかりです。同じ感じのスーツを着て、基本構文の単語だけを入れ替えて、果たして、その人の価値をどこまで認識できるのでしょうか?
2016年5月18日
第1回「すべての企業と自治体がヘルスケアビジネスする時代」マーケティングという手法は本来、「人」(顧客、消費者、生活者)をターゲットにしてその最大効果を発揮しますが、いまだ「疾患」(病名)をターゲットにしている医療の世界は、疾患名のその先に隠れて「人」(患者、未病者)が置かれている感があり、どうもビジネスにマーケティングを導入することを二の次に考える医療関係者が多いように感じます。

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